月経不順とは

月経不順のイメージ画像

月経は、個人差があります。また同じ人であっても、月経の周期や期間、経血量などが毎回同じということはありません。月経不順になる原因としては、ホルモンバランスの乱れ、何らかの婦人科系疾患(子宮筋腫、子宮内膜症 等)や甲状腺疾患を発症しているといったことが挙げられます。

また、月経ではないのに性器から出血がみられることがあります。これを不正出血といいます。原因としては、子宮や卵巣、膣などに何らかの病気がみられる、性感染症のほか、ホルモンバランスの乱れなどの可能性があります。このような場合も一度ご受診ください。

更年期障害

日本人女性の平均閉経年齢は、50.5歳といわれています。この前後、10年間にあたる45~55歳の世代が更年期です。

この世代になると卵巣機能は低下していき、エストロゲン(女性ホルモンの一種)は減少していきます。この変化に身体が対応できないことで、様々な症状が起きるようになります。これを更年期症状といいます。同症状によって、日常生活に支障をきたしている状態にあると更年期障害と診断されます。

詳細につきましては→こちら

女性器のかゆみ

女性器、いわゆる外陰部にかゆみを訴える方も多いかと思いますが、この場合はかぶれもしくは感染症が原因であることが考えられます。

かぶれに関しては、日頃の生活習慣から起きることが多いです。例えば、下着による締めつけ、下着による通気性の悪さから蒸れてしまっている、汗や汚れといったものが溜まりやすいといったことがきっかけとして挙げられます。またナプキンやおりものシートと肌の接触によってかぶれるということもあります。これらに関係するかゆみについては、習慣を改めるなどすることで治るようになります。

ただ外陰部のかゆみの症状が性感染症(STD)をはじめとする感染症によって引き起こされていることもあります。この場合、性器が、細菌やウイルス、真菌、寄生虫などに感染するようになります。原因疾患としては、淋菌感染症、性器ヘルペス、膣トリコモナス症、性器カンジダ症、毛じらみなどです。

性器のかゆみがなかなか治まらない、性感染症に関する心当たりがあるという場合は、一度当クリニックをご受診ください。

性感染症は→こちら